Google Fontsとは

エナリ

今回はXWRITEでGoogle Fontsを使用する方法だよ

トモエ

Google Fontsってなに?

Google Fonts(グーグルフォント)は何か? このページを読んでいる人は知ってると思うけれど、お約束だから解説するよ。

Google Fontsとは、Googleが提供する無料かつ商用利用可能なフォントライブラリだよ。

現在は(2025/2)の時点で1800フォントが登録されていて、そのうち日本語フォントは49あるんだ。

例えばZen Maru Gothic。やわらかい雰囲気のWebサイトで使えそうだね。

Zen Maru Gothic

Hachi Maru Popはかわいい印象のフォントだね。少し低年齢向きのWebサイト向きかな。

Hachi Maru Pop

もちろん、日本語以外のフォントも数多く登録されているから、世界中で人気のフォントライブラリなんだ。

お気に入りのGoogle Fontsを探そう

エナリ

XWRITEで使うフォントを決めよう!

Google Fontsに登録されているフォントは、全てXWRITEで使用できるんだ。Webサイトにピッタリなフォントを探そうね!

STEP2
フィルターパネルで目的のフォントを探す
Google Fonts フィルター方法

リンク先は日本語(Japanese)でフィルター(検索)済みだよ。他の言語でフィルターするときは、左側のフィルターパネルを操作してね。フィルターパネルが表示されていなかったら、 Filtersボタンを押して開いてね。

STEP3
フィルター結果内のフォントをクリックする

フィルター結果から、サイトイメージピッタリのフォントを探してね。見つかったら、そのフォントをクリックするよ。

STEP4
スタイルを選択
Google Fonts スタイル選択

画面が切り替わったら、少し下方にスクロールして『Styles』を表示してね。

スタイルの数はフォントによって異なるよ。このフォントは三つあるね。スタイルの例を参考にして、選択ボックスから使用するスタイルを選択してね。

STEP5
Get fontを押す
Get Fontボタン

過去にGet fontを押したフォントが一覧で表示されるよ。今回使用するフォント以外は全部ゴミ箱アイコン() で削除してね。

font families selected
STEP6
<> Get embed codeを押す
Get embed code

下のボタンのカッコ内の数字が1になってるか確認してね。1でないときは、必要ないフォントを削除してね。

最後に、コードが表示されるよ。

Webタブを選択して、<link>にチェックを入れてね。

Googleフォントの設定コード

リンクコードとCSS定義はこの後のステップで使用するよ。

エナリ

取得したリンクコードを貼り付けるよ

Google Fontsで取得したリンクコードを、カスタマイザーで設置するよ。

WordPressメニュー:『外観』⇒『カスタマイズ』でカスタマイザーを開いてね。

メニュー外観・カスタマイズ

カスタマイザー:『ヘッダー』⇒『headセクション』で移動してね。

移動したら、『<head>内に挿入するコード』にGoogle Fontsで取得したリンクコードを貼り付けてね。

カスタマイザー headセクション

貼り付けたら公開ボタンを押して、登録してね。

XWRITEにCSS定義を設定する

エナリ

取得したCSS定義を貼り付けるよ

Google Fontsで取得したCSS定義も、リンクコードと同じようにカスタマイザーで設置するんだけど、貼り付ける場所が異なるよ。

カスタマイザー:『追加CSS』に移動して、行番号が表示されているエディター内に貼り付けてね。

追加CSSにグーグルフォントの定義を貼り付ける

ただし、Google Fontsを『Webサイト全体で使用する』か『一部で使用する』かで、コードの手直しが必要だよ。

Webサイト全体で使用する

Webサイト全体で使用するフォントをGoogle Fontsに変更する場合は、『{』の前の文字を『html,body』に変更してね。

次のようなイメージだね。

html,body {
  font-family: "Kaisei Opti", serif;
  font-weight: 400;
  font-style: normal;
}

一部で使用する

Webサイト内の一部のコンテンツでGoogle Fontsに使用する場合は、変更せずにそのまま貼り付けてもOKだよ。

でも次のように、簡単な名前に変更することもできるよ。

.font1 {
  font-family: "Kaisei Opti", serif;
  font-weight: 400;
  font-style: normal;
}

最初の『.(ドット)』を忘れずにつけてね。

実際に使用するときは、まずは段落ブロックなどを追加して、

文字を入力

ブロックを設定するエリアにある、『高度な設定』内の『追加CSSクラス』にクラス名を入力してね。

クラス名を変更

クラス名は『{』の前の『.(ドット)』から始まる文字だよ。でも『追加CSSクラス』に入力するときは、『.(ドット)』を入れないでね。

これでXWRITEの既定フォントとGoogle Fontsのフォントを同じページで共存可能になったよ。

Google Fonts適用後のプレビューイメージ

Google Fontsはページのアクセントとしても利用できそうだね。

複数のGoogle Fontsを利用する方法

エナリ

複数のGoogle Fontsを使い分けよう!

様々なGoogle Fontsをシチュエーションに合わせて使い分けると、とても特色のあるWebサイトができそうだね。

そこで複数のGoogle Fontsを一つのWebサイト内に設定する方法を紹介するよ。

まずは、お気に入りのGoogle Fontsを探そうで紹介した方法でフォントのコードを取得するんだけど、使用するフォントをすべてGet fontした状態で、コードを取得してね。

同じフォントで複数のスタイルがあるときは、コードが表示されている画面の左側でスタイルを選択できるよ。フォントの ↓ Change stylesをクリックしてね。

グーグルフォントのスタイルを複数選択

すると、次のようなコードが生成されるよ。

複数のフォント選択時のGoogle Fontsコード

リンクコードは、XWRITEにリンクコードを設定するの方法で、貼り付けてね。

CSSはXWRITEにCSS定義を設定するの方法で貼り付けるのだけど、Webサイト全体で使用できるのは一つだけだよ。あと、クラス名を書き換えたときは名前が重複しないように注意してね。

設置例:

html,body {
  font-family: "Kaisei Opti", serif;
  font-weight: 400;
  font-style: normal;
}

.font1 {
  font-family: "Kaisei Opti", serif;
  font-weight: 500;
  font-style: normal;
}
.font2 {
  font-family: "Dela Gothic One", serif;
  font-weight: 400;
  font-style: normal;
}
.font3 {
  font-family: "Potta One", serif;
  font-weight: 400;
  font-style: normal;
}

速度重視サイトとGoogle Fonts

エナリ

Google Fontsはサイトが重くなる原因の一つなんだ

Google Fontsは、Webサイトが表示されるときに、ブラウザがフォントファイルをGoogleのサーバーから読み込むんだ。

フォントファイルのサイズは、意外と大きいんだよ。例えばKaisei Optiフォントは、4メガバイトくらいあるんだ。

スタイルファイル名サイズ
BoldKaiseiOpti-Bold.ttf4,157 KB
MediumKaiseiOpti-Medium.ttf4,166 KB
RegularKaiseiOpti-Regular.ttf4,368 KB
Kaisei Optiフォントのサイズ

4メガバイトのデータを読み込むとなると、転送速度に与える影響はとても大きいよ。場合によっては、とても時間がかかる可能性があるんだ。

Google Fontsが生成するリンクコードは、フォントファイルがダウンロードされるまでブラウザ既定のフォントで文字が表示されるから、何も表示されないという事態にはならないけど、ブラウザに大きな負荷をかけていることに変わりがないよ。

SEO上の評価に関わるかどうかは不明だけど、Google Fontsを使う明確な理由が無いなら、使用しないという判断をしてもいいかもしれないね。


まとめ

このページでは、WordPressテーマのXWRITEでGoogle Fontsを利用する方法をお伝えしました。

Google Fontsの公式ページでコードを取得して、カスタマイザーで設定することで、Webページ上の文字をGoogle Fontsに置き換えることができます。

ただし、Google Fontsからフォントデータをダウンロードするため、速度低下やブラウザに大きな負荷を与える可能性があります。SEO重視のサイトは、本当に必要な場合のみ使用した方がよいでしょう。