こんにちは、速読普及推進派隊長(自称)のエナリです。

エナリ
「速読は文書の内容を素早く効率的に理解するスキルだよ」
勉強やビジネスにとても効果的にスキルなんだ。




















トモエ
「それより覚えることがいっぱいあるんだけど」
そう、そうなのよトモエちゃん。
素早く理解するのはとても重要。そのうえで、覚えておかないといけないことがたくさんあるよね。
でも物事を覚えておくのって、とてもタイヘンだよね。




















トモエ
「10代に戻りたい」
10代なら簡単に記憶できたのに、年を取ると記憶力が低下して覚えておくのも一苦労だよね。































エナリ
「そんなとき頼りになるのが記憶術だよ!」




















トモエ
「記憶術やれば10代に戻れる?」




エナリ
「戻れないよ!」
とにかく!
速読と記憶術を身につければ、勉強と仕事で無敵になれるよ!
速読と記憶術の基本































エナリ
「まずは速読と記憶術について紹介するね」




















トモエ
「どうせ他のページと同じ内容でしょ。
文字数稼ぎはよくないよ」































エナリ
「概要だけ書くよ!
速読とは?そのメリットと基本的な考え方
速読とは文章を通常の読書速度よりも高速で理解して、情報を効率的にインプットする技術だよ。だから、短時間で多くの情報を処理できんだ。
試験直前の教科書の確認や短い時間での資料確認など、限られた時間の中で情報を得るときに大きな助けになるよ。
速読の基本的な考え方は、目の動きや視野を広げるトレーニングによって、無意識に行っている「音読」の習慣をなくし、視覚的に情報を処理することなんだ。
そして脳が文章を「読む」のではなく「見る」プロセスに変って、自然に時間が短縮できるようになるんだ。































エナリ
「速読は集中力を高める必要があるから
記憶に残りやすい効果もあるよ」
速読については、次のページで詳しく紹介しているよ。
記憶術の基礎:どのようにして記憶力を高めるか
記憶術は、情報を効率的に覚え、長期間にわたって保持するためのテクニックだよ。































エナリ
「写真的記憶みたいな、
見ただけで記憶するスキルじゃないよ」
記憶術は受験や資格試験などの暗記が必要な場面で活躍することは、想像できるようね。
でもね記憶は知識なんだ。
異なる知識が結びつくと、新たな発想が生まれる可能性があるんだ。知識が多ければ多いほど、その可能性が大きくなるよ。これは創造的な仕事に役立つだけじゃなくて、現代版の生活の知恵を生み出すベースになったりするよ。
「なんでそんなこと思いつくのー!」って言われるかもしれないね。
だから忘れずに覚えておくということは、未来の自分への投資でもあるんだ。
記憶力を高めるための基本的な原理は「連想」と「視覚化」だよ。
人間の脳は、文字などの単純な情報よりも、イメージやストーリーに関連づけた情報の方が強く覚えられるんだ。この特性を利用したスキルで、難しい内容の情報や大量の大データを記憶に定着させることができるんだ。
方法はいろいろあるよ。































エナリ
「例えばメソッド・オブ・ロキ(場所法)」
メソッド・オブ・ロキ(場所法)は、古代ローマやギリシャの時代から使用されている記憶術だよ。
これは、自分の知っている場所(家や街など)に情報を置いて、それを想像上で辿りながら記憶を取り出す方法なんだ。































エナリ
「ペグ法というものもあるよ」
ペグ法のペグ(peg)は、釘や杭などの何かを固定する器具を意味しているよ。
これは、数字(順番)と物事を関連付けて記憶する方法だよ。リスト化されたものを記憶するときなどに役立つんだ。
他にもいろいろあるよ。
いろいろあるけど、基本は何かに関連付ける方法がベースになってるものが多いんだ。




















トモエ
「思ってたのと違う」
冒頭で言ったけど、記憶術は見ただけで記憶するスキルじゃないよ。
そもそも記憶は連想でアウトプットされるんだよ。
例えば、誰から旅行に行った話を聞いて、自分がそこに行った時のことを思い出すとかね。
あと試験も、問題から連想して回答が出てくるんだよ。
関連付けは連想より強いんだ。だから記憶する方法として適しているんだよ。
速読と記憶術の効果的な組み合わせ方




















トモエ
「速読と記憶術は別々の技術?
どうやって組み合わせるの?」































エナリ
「臨機応変で?」
速読で効率的に情報をインプット
大量の情報の中から重要なものを抜き出して、記憶すべき内容を整理するのってとてもタイヘンな作業だよね。
実は速読のトレーニングで視覚的な情報処理能力が向上すると、資料の中のキーワードやパターンを素早く認識する能力が高まるんだ。
この能力が速読だけでなくて、情報整理にとても役立つんだ。
慣れてくると今までタイヘンで時間がかかっていた作業が、素早く苦にならないで終わるんだ。こんな風に淡々と効率よく処理している人がいたら、「あいつスゲー」って思うよね。































エナリ
「こんなんできる人って、
すごい人材だよね!」
記憶術でインプット内容をしっかり定着させる
速読で整理した情報は、基本的には後で確認できるように記録して保管しておけばいいよね。でもほとんどのケースで、少し時間がたつと保管したこと自体を忘れちゃうんだ。




















トモエ
「そんなことある?」































エナリ
「30代すぎると普通にあるよー」
私だけかも?
ともかく、記憶術を使って情報を長期間にわたって記憶保持して、必要な時にすぐに思い出せる状態を作り出すんだ。
そもそも勉強や資格取得などを目的として速読した後なら、内容を記憶しておくことが重要だよね。
だから速読で取得した膨大な情報を、記憶術で定着させて、必要な時に自在に引き出す。この一連の流れを作ることで、学習や仕事におけるパフォーマンスを飛躍的に向上させることが可能になるんだ。
速読と記憶術の相乗効果































エナリ
「速読と記憶術。
両方やれば一石二鳥だよ」
速読は文章を素早く目で読み取っていくんだけど、そのとき重要なのがイメージ力だよ。
読み取った内容を頭の中で鮮明なイメージとして再現することで、より具体的に理解することができるんだ。
だからイメージ力を高めることが、速読能力の向上にもつながるよ。
一方の記憶術は、覚えたいことを他の事柄とイメージで関連付けることで、記憶しやすい状況を作るんだ。単語などよりもイメージの方が、人の記憶に残りやすいからね。
こちらもイメージ力を高めることが記憶術の向上につながるよ。実際には、記憶術は実践がそのままイメージ力のトレーニングになるんだ。
つまり記憶術でイメージ力が向上すると速読能力も向上していく、ということなんだ。
他のことで忙しいと思うけど、余裕があるなら両方ともチャレンジしてみてね。
速読のトレーニング方法































エナリ
「速読のトレーニング方法を紹介するよ」




















トモエ
「他ページと重複うざい。
カットで」































エナリ
「…」
次のページを見てね。
記憶術のトレーニング方法
実際に記憶術をトレーニングしてみよー!































エナリ
「記憶術はいろいろあるよ」
全部を紹介できないから、ChatGPTさんに記憶術で代表的なものを聞いてみたんだ。そうしたら、メソッド・オブ・ロキとペグ法を挙げてくれたよ。
だからその二つについて紹介するね。
メソッド・オブ・ロキ




















トモエ
「ロキ?
アベンジャーズ?」
ちがうよ!
メソッド・オブ・ロキは、古代ギリシャやローマの時代から使われている記憶術だよ。































エナリ
「昔の人も覚えることいっぱいあったんだねー」
歴史観が半端ないね!
でも、人類は数千年前以上研究しても一瞬で記憶する方法を手に入れられなかったんだねー




















トモエ
「一瞬で記憶できないなら
パソコン使えばいいじゃないの?」
人類は、そっち方面に進化したのかー!
じゃなくて、受験勉強とか資格試験とか、速読との相乗効果とか、いろいろメリットあるんだよ!
メソッド・オブ・ロキの基本原理
メソッド・オブ・ロキのロキ(loci)は場所と意味意味があるよ。だから場所法とも呼ばれるよ。
スピーチや長いリスト、順序立った情報の記憶に適しているんだ。具体的には、情報を空間的なイメージに結びつけることで、記憶力を飛躍的に高めるることができるんだ。
メソッド・オブ・ロキは、自分がよく知っている場所や空間(家や職場、通勤経路など)をイメージし、その場所に記憶したい情報を置いていくんだ。
脳は視覚的な情報や空間的な情報をより強く記憶する性質があるんだ。だからこれらの情報をまず思い浮かべて、そこから連想して情報を引き出すんだ。




















トモエ
「取引先の担当者を
記憶するのと同じイメージ?」































エナリ
「かも?」
取引先の担当者は自然と記憶に残るものだけど、取引先を場所、担当者を情報とすると、無意識でメソッド・オブ・ロキ的な方法を使って記憶しているのかもしれないね。
実践方法































エナリ
「メソッド・オブ・ロキの実践方法だよ」
- 記憶する場所を選ぶ:
まず情報を記憶する「空間」を決めるよ。頭の中で詳細に思い描ける空間が理想的だよ。自宅や自分の部屋、オフィス、通勤路など、自分がよく知っている空間を思い浮かべてね。 - 空間の中にある、場所を思い浮かべる:
部屋の中なら配置されているものを、通勤路なら道順などを詳しく思い浮かべるんだ。そうしたら、一つ一つ順番に辿って確認している自分を想像してね。例えば自宅なら、玄関から入ってリビング、キッチン、寝室といった具合に辿っていくんだ。 - 情報を視覚化し、場所に配置する:
次に覚えたい情報を、個々の場所に置いていくよ。そのとき、できるだけ具体的なイメージや小話的な物語などで視覚化すると効果的だよ。さらに場所と情報との間に、何らかの関連があると、もっと効果的だよ。例えば『部屋の中の時計に時間に関係ある情報を置く』などだね。 - 全ての情報を配置する
一つの情報を配置したら、残りの情報を他の場所に配置してね。 - 順番に場所を辿って思い出す
すべての情報を配置したら、空間を実際に歩いているように頭の中で辿っていくよ。辿りながら、それぞれの場所に配置した情報を思い出してね。これで、順序立てた情報の記憶や取り出しが容易になるよ。




















トモエ
「やり方はわかったけど
これで記憶できる気がしないけど?」































エナリ
「だよねー」
疑問点や不明点は人それぞれ。ここで網羅するのは不可能だよね。
興味がある人は、実践的な教材を手に入れるのが一番確実だよ!
ペグ法































エナリ
「次はペグ法だよ」
ペグ法はメソッド・オブ・ロキと同じく、長い歴史がある記憶術だよ。でも現在の数字に関連付ける方法が考案されて体系化されたのは、19世紀から20世紀にかけてなんだ。
ペグ法は要点やキーワード記憶に向いてるよ。
文章記憶には向いていないんだけど、長い文章やスピーチの主要なポイントや順番を整理して記憶する場合に役立つよ。
ペグ法の基本原理
ペグ(peg)は釘や杭などの何かを固定する器具を意味しているよ。































エナリ
「キャンプが趣味の人は
テントで使うから知ってるよね」


ペグ法は数字とか頭文字などの連続する情報からイメージできる事象と、覚えたい情報を関連付けたイメージを作成するんだ。
ペグ法は順番がある一連の情報を記憶するのに向いているよ。でも例えば「3番目の情報」にように、途中の情報を思い浮かべることができるんだ。
ペグとして使用する情報はいろいろあるんだけど、特に数字を使って情報を記憶する方法(数字のペグ法)の研究が進んでいて、現在は様々なバリエーションがあるよ。
ペグ法の基本プロセス































エナリ
「ペグ法の実践方法だよ」
- 覚えたい情報を順番に並べる:
順番が無いものは、後から割り振ってもいいよ。
今回は朝礼の進行について記憶するよ。
1番め: 開始
2番め: 挨拶
3番め: 解散 - 連番の内容を決める:
数字とかアルファベットとか、自分が連番だと認識できるものを選んでね。 - ペグリストを作る:
連番の各項目に、項目から連想できるイメージを割り振るよ。
例えば、次のようなイメージだよ。
1: イチゴ
2: 人参
3: 山椒 - ペグと情報からイメージを作る:
次にペグと覚えたい情報が関連するイメージを作るよ。できるだけ『そんなことないよ!』というイメージがいいよ。
1 イチゴ: 『開始直前にイチゴを食べていて慌てる自分』
2 人参: 『人参を右手に持って挨拶する自分』
3 山椒: 『山椒を吸ってむせながら解散する同僚たち』 - ペグを使って思い出す:
ペグを順番に使って、関連付けたイメージを思い浮かべるよ。思い浮かべたイメージから、覚えておくイメージを抜き出してね。 - 繰り返し思い出す:
少し時間を空けるなど状況を変化させながら、繰り返し思い出してね。途中のペグから始めるのも記憶を定着させるのに有効だよ。




















トモエ
「手間がかかりすぎで
途中でメンドクくなりそう」































エナリ
「だよねー」
もっと具体的でシンプルに、段階を踏んで複雑にしていくといいんでけど、ここで解説するのはギブアップだよ。
やっぱり、実践的な教材を手に入れるのが一番確実だよ!
記憶術はメンドクサイ?




















トモエ
「結局、
『頭使って努力しましょ』
だよね?」































エナリ
「そうだよー」




















トモエ
「メンドクサイ」
記憶術って、記憶するものよりも身近で記憶しやすいものに置き換えて記憶する手法と言えるよ。
だから置き換えの作業が必要なんだけど、メンドクサイよね。
でも記憶術って、記憶力向上トレーニングでもあるんだ。
記憶術は、脳でイメージや空間認識および連想力といった能力をフル活用させて実践するんだ。これを繰り返すと、脳が情報を組織化する力と、必要な情報を素早く引き出す力が鍛えられるんだ。




















トモエ
「エナリちゃん
いつもボーっとしてるけど
頭の中はフル活動しているのね」































エナリ
「ときどき
声に出すのが
メンドウになるよ」
考えすぎて何も言えなくなるタイプ?
それはともかく、
脳を十分に鍛えることができたら、簡単な事柄なら記憶術の出番がなくなるよ。
あと、物事から関連する情報を思い出す能力も鍛えられるよ。完全に頭から消えていても「あ、そういえば!」と思い出す確率が増えるんだ。
物忘れは誰にでもあるけど、最悪の事態になる可能性が減るね!
記憶術は準備がメンドウだけど、実践そのものに意味があるから頑張ってチャレンジしてね!
受験生や資格試験対策に速読と記憶術を活用する方法































エナリ
「やっぱり速読と記憶術は
試験で大活躍だよ」
受験や資格などの試験勉強では教科書などのテキストや参考書を短時間で理解して、さらにその内容を長期間記憶する必要があるよね。
こんな場面で速読と記憶術を組み合わせると、とても効果的だよ。
まず、速読で効率的に試験範囲を把握するんだ。
一般的な勉強は、最初の項目を十分理解してから、次のステップに進むよね。でも、教科書や問題集を速読でざっと目を通して、先に全体の内容を把握するんだ。
すると、重要な点や分かりにくい点が見えてくるよ。
そうしたら、重要なテーマや頻出問題に絞り込んで重点的に学習するんだ。これで効率よく、無駄な時間をかけずに最重要ポイントを見つけて勉強できるんだ。































エナリ
「わたしは教科書を
授業だけでしか読まない子だったよ」




















トモエ
「優秀な子は
最初に教科書を全部読んでる?」































エナリ
「だよねー
わたしも学生時代にやってたら
別の人生歩いてたかも」
今の人生も気に入ってるけどね!
次に、記憶術を使って重要事項を定着させるよ。
例えば、歴史の年号や科学の用語を覚えるときは、メソッド・オブ・ロキやペグ法などの記憶術で情報を視覚化して関連づけるよ。これで、より効率的に覚えることができるんだ。
特に数学の公式や英単語などの抽象的な情報は、イメージ化して覚えることで、試験本番でもスムーズに思い出せるようになるよ。































エナリ
「まあ数学の公式は
公式の意味の理解が重要だけどね」




















トモエ
「エナリちゃん
数学得意だった?」




エナリ
「苦手だったよ!
0点だったよ!
他の教科も赤点だったよ!
だから速読やってたら人生変わったかも
って言ってるんだよー!」




















トモエ
「なんか
ごめん」




エナリ
「グスン」
0点とったときの先生の言葉とか、わたしだけ補習とか、思い出しちゃった。グスン。
気を取り直して…
知識を記憶できたら、定期的に速読で内容を復習するよ。これで記憶を長期間にわたって維持しやすくなるよ。
速読と記憶術を活用した学習法を日々の勉強に取り入れると、試験対策がより効率的になるね。とくに短期間で結果を出さないといけないときは、とても大きな差がでるよ。
速読と記憶術は一度身につけると、後の人生全部で使えるよ。
ぜひ、習得してね。
まとめ:速読と記憶術で人生を変える
速読と記憶術は、現代の忙しい生活において、時間を有効活用するための非常に強力なツールだよ。速読を活用すると短時間で多くの情報をインプットできるんだ。そして、必要な情報を迅速に把握できるようになるよ。特に膨大な資料や教科書を読まないといけない時は、速読を使うと負担を大幅に軽減できるんだ。
記憶術は視覚化や連想を駆使して、情報を脳に効率よく刻み込む技術なんだ。これで速読で得た情報を長期的に記憶することができるよ。また記憶術を実践していると、記憶力の向上にもつながるよ。
速読で素早く情報を取得して記憶術でそれを確実に保持する。仕事や勉強でとても役立つスキルの組み合わせなんだ。
このスキルを使った場合と使わない場合の、効果の差はとても大きいんだ。特に時間が限られているなら、その差は歴然だよ。
受験などは人生に関わる大きなイベントだよね。その他にも転職に有利な資格試験など、人生に関わるイベントがあるかもしれない。
そんなイベントを有利に進めることができる速読と記憶術は、まさに人生を変えるスキルなんだ。
大げさかもしれないけど、わたしはそう思っているよ。
それにスキルは一度身につけたら一生使えるよ。そう考えるととてもお得だね。































エナリ
「ぜひ、習得してね。」